外来受診
震災後、ようやく地元大学病院を受診。
外来診療を再開したものの、病院全体の雰囲気はまだいつもとは違う感じがします。
違いその1。
入口に警備のおじさんがいて、「震災後福島県に行ったり、福島県から来た方ではないですか?」と聞かれました。原発事故のことがあるので、強制ではないものの、一応調べることになっているそうです。
違いその2。
売店等が閉まっているため、全体的に静かだし、暗い。そして唯一開いていたパン屋には長蛇の列。
違いその3。
いつもの検査室が使えないので、採血・採尿その他いくつかの検査を病棟でしていました。
検査室の方に聞いたら、
「私達もいつまでこうなのかは、実はよく分からないんですよ…(苦笑)。」
と言うのも、最初は、地震の影響で検査室の使用は危ないので、ここ(病棟)に移ったそうなのですが、調べた結果、大丈夫だと言う話もあり、情報が二転三転しているようなのです。
「ここ(病棟)が数ヶ月なのか、年単位になるのか…、全く分からないんですよ…」
少なくとも、次回の検査もここ(病棟)ってことは確定…。
検査を済ませてから腎臓の外来へ。
…待つこと約2時間弱…
普段も検査結果を待って診察なので、このくらい待つのはふつ〜のこと。
いつもこの待ち時間を利用して食事をしたり、いろいろ用事を済ませるので、そんなに苦ではないんです。
呼ばれて診察室へ。
なんか、主治医の顔を見たらほっとして、泣きそうでした。
本来なら震災直後の14日に受診するはずだったのですが、こんな状況でしたから、今日になった訳です。
よく考えてみれば、腎臓の外来は大体月1ペースで来ているのだから、前回の受診からもそんなに期間が開いた訳ではないんですが…
やっぱりこれも震災の影響…??
とりあえず今までの状況を報告。
検査結果も思いの外悪くなく…
これもほっとしました。
「この震災を生き延びたんだから、大丈夫だよ〜」
と、(結構明るく)主治医に言われ…
いつも通り薬を処方してもらい、次回の予約をして終了。
とりあえず、私としては、これで一安心しました。あ〜、よかった。
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