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2007年4月10日 (火)

人体の不思議

実は…

ここのところ、透析中に寒気を感じることがあるんです。

…ちょっと気になったので先生に尋ねてみることにしました。

「透析中に寒気を感じることはあるのですか?」(←実際はもっと砕けた感じで)

「ああ、そういう人もいるみたいだよ。」

…以外にあっさりでした。

続けて先生が説明をしてくれました。

人間の体の中というのは血液も含めて、普通に体温計で測る温度よりも高いのだそうです。

透析では血液を体外に出して機械を通してまた体内に戻すという操作を数時間繰り返している訳です。

その為、体の外に温かい血液が出てしまうことに加え、体内に戻ってくる血液は冷たいので、寒気がするのではないかとのことです。

イメージとしては、よくおしっこした時に「ぶるっ」とすることってありませんか? ひとつはそれと理屈は似ているというか…。

また、冷たいものを飲むと寒く感じることはないですか? それももうひとつの理由の理屈に似ているというか…

そこでひとつの疑問が…。

それなら、機械で体内と同じくらいまで温めてから戻すことはできないのでしょうか? 体外に血液を出さなくては、血液透析は出来ないので、せめて戻す時に温めればいくらか寒気も出ないのでは…と思ったのですが…

「それは無理」

だそうです。いつも私は血液の温度を37度にしてもらっています。

先生の話ではそれが限度だそうです。

それ以上温めると血液が固まったりして色々困ることが起こるとか…。

体内では37度以上あるの(らしい)に、機械では37度以上温められないなんて不思議ではありますが、そこが人間の体というものなのかも知れませんね。

そんな訳で、寒気は布団を沢山かけたり、服で調節する(←中に沢山着込むとか)などで、対処するしかないそうです。

とりあえず、謎は解けた…!?

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