もりもり入院日記(手術編)
入院翌日の金曜日(12、19日)、いよいよ手術当日であります。
いくらたいした手術ではないとは言え、目を手術するとなるとさすがにちょっと緊張…
とは言っても、もうこうなったら覚悟を決めるしかないっ!!
『手術』と言うだけあって、準備は(一応)本格的(?)です。
手術着に着替え、点滴をします。手術の2時間前から30分おきの点眼で目を散瞳させ、手術室に向かう直前に麻酔の点眼をします。
車椅子で手術室に向かいました。
手術室では、まず手術室の看護士さん2人が私からの聞き取りと、手足につけたバンドで私本人かどうかの確認をします。
次にどちらの目を手術するのかを確認します。私からの聞き取りと私の顔に貼ってあるシールで確認するのです。
チェックが終わるといよいよ手術室へ。
中に入り、台に寝ると血圧計、心電図など装置が設置されます。
左手には握ると音の鳴る小さなぬいぐるみを持たされました。
目の手術は細かい作業が多く、突然動いたりしゃべったりするととても危険なので、何かあったらそのぬいぐるみを握ります。
目を洗って、おでこからほっぺの辺りまでの広い範囲を消毒すると、手術する目のところだけくりぬかれている布をかけられ、ぺたぺたと軽く押し付けられました。
実は、くりぬかれている部分の周辺は裏側(←顔に触れる部分)はテープのように粘着性があり、顔にぴったりくっつけることで布が動かないようにしているのです。
目を開きっ放しに固定する器具をセットされました。
いよいよ、手術開始です。
目には絶えず水(←詳しくは聞いていませんが、涙と同じ成分と思われる液体)をかけて、乾燥を防ぎます。
実際のところ、この辺りから、実際の作業の様子は全く分かりませんでした。
強烈なライトの光と絶えずかけられている水のおかげ(?)でさっぱり(苦笑)。
とりあえず見えた訳ではないけど、先生が
『麻酔の注射しまーす』
と言った後のちくっとした時は分かるとして、思わずぬいぐるみを鳴らしてしまったこの時。
『…目をぐいぐい押されてるみたいで、…痛いと言うか…』
ちょうど私の目から水晶体を砕いて(?)機機で吸い取っていたらしいのです。
今思えば結構痛かった訳でして、結局はぬいぐるみを鳴らしました。でも、最後まであまり痛みの度合いは変わらずじまいでした。
人工レンズを挿入すれば手術は終了です。
右目はそうだったのですが、左目はその後もなにやら作業を続行していました。
先生の話では、普通は目の中の圧力を利用して自然に傷がふさがるそうなのですが(右目はそうだった)、私の左目はそれではうまく傷がふさがらない様子だったので縫ったと言うのです。
『予定にはなかったけど、想定内』
だそうです(笑)。
手術は無事終了です。
が、この後にまたひともんちゃく(?)ありまして(笑)…
私の顔にかぶせていた布。これがまた強力に私の顔にくっついていた訳でありまして、
『いててててて…』 (>。 <; )
はがすのに一苦労でした。
抗生剤の眼軟膏をたっぷり目につけたら(←つけると言うより目の中に流し込むって感じ)、ガーゼでふたをして眼帯をします。正味20分ほどの手術でした。
『お疲れ様でした~』
ホント、お疲れ様でした(^。^;)
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